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『文豪たちの大喧嘩』谷沢永一(ちくま文庫)

『文豪たちの大喧嘩―鴎外・逍遙・樗牛』谷沢永一(ちくま文庫)

2012年
360頁




目次(収録作品)

1 鴎外にだけは気をつけよ
2 鴎外はじめて苦境に立つ
3 論理に勝って気合い負け逍遙
4 鴎外の追撃を断ち切った逍遙
5 樗牛が鴎外に罠を仕掛ける
6 評論から手を引く羽目になった鴎外
7 対決を回避して遁走する鴎外
8 樗牛が逍遙に噛まれて謝る
9 手練手管の度を越した樗牛の小細工
10 樗牛が釈明の機を逸する
11 西洋思想史を居丈高に説教して空振り

「鴎外にだけは気をつけよ」好戦的な厄介者、論争家としての鴎外。「『小説神髄』の執筆は御苦労であったが、我が文壇に影響するところは皆無」鴎外の標的とされた逍遙。「目指す相手は森鴎外」独立独歩の若き批評家、高山樗牛。攻守転々三つどもえ、目くらましあり、禁じ手ありの筆合戦。明治文学の黎明期に起こった文学論争を通して、文豪たちの意外な素顔を描く。

出典:筑摩書房公式サイト


[関連]
『文豪たちの大喧嘩―鴎外・逍遙・樗牛』谷沢永一(2003・新潮社)単行本
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