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『言葉と無意識』丸山圭三郎(講談社現代新書)

『言葉と無意識』丸山圭三郎(講談社現代新書)

1987年
232頁




目次(収録作品)

1 情念という名の言葉―ロゴスとパトス(ロゴスと言葉/属性と考えられたパトス/ロゴスの重層性)
2 ソシュール・人と思想(西欧における言語観の変遷/ソシュールの生涯/一般言語学理論)
3 アナグラムの謎(アナグラムとは何か/詩法としての〈音〉の法則/深層意識の働き/複数の主体〈私〉=〈他者〉)
4 無意識の復権(非合理的なもの/無意識と身体/人間存在の重層性)
5 文化と言葉と無意識(心身を蝕む〈物〉信仰/無意識の解放)

現代思想の問いは、言葉の問題に収斂する。世界を分節し、文化を形成する「言葉」は無意識の深みで、どのように流動しているのか? 光の輝き(ロゴス)と闇の豊饒(パトス)が混交する無限の領域を探照する知的冒険の書。

出典:講談社BOOK俱楽部

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