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『西欧世界と日本』G・B・サンソム(ちくま学芸文庫)

『西欧世界と日本』(上中下)G・B・サンソム(ジョージ・ベイリー・サンソム)、金井円・多田実・芳賀徹・平川祐弘訳(ちくま学芸文庫)

上巻

1995年
356頁
定価:1,165円(税別)

目次(収録作品)

ヨーロッパとアジアの間の初期の交渉
キリスト教側の努力と通商の企て
アジアにおけるポルトガル人
ヨーロッパとアジアの対決
日本におけるキリスト教一五四九―一六一四年
アジア貿易
シナにおけるキリスト教(一五八二―一七四二年)

大航海時代に本格化した西洋文明の東漸は産業革命によって加速され、アジア諸国の社会的・政治的伝統は深刻な危機に直面した。その中でなぜ、ひとり日本だけが西欧の衝撃によく対処しえたのか―豊かな歴史的蓄積と日本への深い愛情のもとに、二つの文明の衝突と融合の歴史でもあった日本の近代史を美しく知的な文章で描き出した先駆的労作。上巻は初期の地中海文明のアジアとの接触に始まり、キリシタン時代の中国と日本におよぶ東西文明交流を浮き彫りにする。

出典:筑摩書房公式サイト

中巻

1995年
318頁
定価:1,068円(税別)

徳川政体
十八世紀の日本
鎖国の終末
幕府政治の最終段階

豊かな歴史的蓄積と日本への深い愛情のもとに、日本と西欧世界という二つの文明の衝突と融合の歴史でもあった日本の近代史を美しく知的な文章で描いた先駆的労作。本巻では、徳川社会の発展とその終焉、開国から明治維新への変転の軌跡をたどりながら、鎖国体制の下、日本と西欧との交錯がどのような結実を見せたのかをさぐる。

出典:筑摩書房公式サイト

下巻

1995年
389頁
定価:1,311円(税別)

日本と西欧世界 1600-1894年(明治初期・政治情勢/明治初期・西洋の影響/千八百九十年代)

開国が日本人の生活に与えた衝撃は、どのようなものであったのか。物心両面について詳細に考察しながら、新しい国際環境に立ち向かう日本人の姿を、日清戦争期までたどる。日本と西欧世界という二つの文明の衝突と融合の歴史を悠揚迫らざる美しい文章で描き切った、ジャパノロジーの先駆的労作の完結編。

出典:筑摩書房公式サイト


[関連]
『西欧世界と日本』(上下)G・B・サンソム、金井円・多田実・芳賀徹・平川祐弘訳(1985・筑摩叢書)
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