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『哲学がはじまるとき』斎藤慶典(ちくま新書)

『哲学がはじまるとき―思考は何/どこに向かうのか』斎藤慶典(ちくま新書)

2007年
232頁




目次(収録作品)

第1部 思考(当惑/問い/哲学/形而上学)
第2部 世界「すべて」(存在/時間/私/真理/場所)

哲学とは、「考えること」以外の何ものでもない。あなたが、世界に対して、「どうして?」という問いを発したとき、すでにそれははじまってしまっているのだ。答えの答え、根拠の根拠、意味の意味、ふだんの生活の中で、あるいは科学の営みの中で、「打ち切り」になっている問いをどこまでも徹底して考え抜いたとき、世界が、存在が、時間が、真理が、そして「私」が、あらたに驚きの相のもとに現れてくるだろう。「入門」ではない「哲学そのもの」へと直接導く案内書。

出典:筑摩書房公式サイト

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