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『遊戯の終わり』コルタサル(岩波文庫)

『遊戯の終わり』コルタサル、木村栄一訳(岩波文庫)

2012年
272頁




目次(収録作品)

1 (続いている公園/誰も悪くはない/河/殺虫剤/いまいましいドア/バッカスの巫女たち)
2 (キクラデス諸島の偶像/黄色い花/夕食会/楽団/旧友/動機/牡牛)
3 (水底譚/昼食のあと/山椒魚/夜、あおむけにされて/遊戯の終わり)

肘掛け椅子に座って小説を読んでいる男が、ナイフを手にした小説中のもう一人の男に背後を襲われる「続いている公園」、意識だけが山椒魚に乗り移ってしまった男の変身譚「山椒魚」など、崩壊する日常世界を、意識下に潜む狂気と正気、夢と覚醒の不気味な緊張のうちに描きだす傑作短篇小説集。短篇の名手コルタサルの、夢と狂気の幻想譚。

本書表紙(カバー)より

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