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『「戦争」の心理学』デーヴ・グロスマンほか(二見書房)

『「戦争」の心理学』デーヴ・グロスマン、ローレン・W.クリステンセン、安原和見訳(二見書房)

2008年
608頁




目次(収録作品)

第1部 戦闘の生理―戦闘中の人体の解剖学(戦闘―普遍的な人間恐怖症/戦闘の過酷な現実―海外戦争復員兵協会(VFW)では聞けないこと ほか)
第2部 戦闘中の知覚の歪み―意識変容状態(目と耳―選択的聴覚抑制、音の強化、トンネル視野/自動操縦―「正直な話、自分がなにをしてるか気づいてなかった」 ほか)
第3部 戦闘の呼び声―こんな男たちがどこから生まれてくるのか(殺人機械―数少ない真の戦士がもたらす影響/ストレスの予防接種と恐怖―みじめになる練習をする ほか)
第4部 戦闘の代償―煙が晴れたあと(安堵と自責とその他の感情―「世界が裏返った」/ストレス、不確実、“四つのF”-警告は警備 ほか)

極限状況では心と身体になにが起きるのか?はたして人間は人を殺せるようになるのか?
戦闘の心理と生理について徹底的に研究した衝撃の問題作
名著『戦争における「人殺し」の心理学』待望の続編!

今度は、戦闘の心理と生理について学問的に研究していきたい。名をつけるとすれば「戦闘学」ぐらいだろうか。ジョージ・ワシントンは「平和を望む者は戦争に備えなくてはならない」と戒めた。これはつまり、つねに戦士が必要だということだ。すぐれた戦士、勇士と呼べる戦士。平和戦士は戦闘について学び、それに精通しなくてはならない。消防士が火事について学び、それに精通するように。それが本書の目的である。人々に奉仕する戦士たちに、本書が少しでも役に立つよう祈っている(「はじめに」より)

出典:二見書房公式サイト


[参考]
『戦争における「人殺し」の心理学』デーヴ・グロスマン(2004・ちくま学芸文庫)

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