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『新型コロナから見えた日本の弱点』村中璃子(光文社新書)

『新型コロナから見えた日本の弱点―国防としての感染症』村中璃子(光文社新書)

2020年
288頁




目次(収録作品)

序章 感染症学は植民地経営から始まった
第1章 新型コロナ・パンデミックの始まり
第2章 WHOなしでパンデミックは終わるのか
第3章 PCR信仰と、予言の自己成就
第4章 国策としてのBSL4ラボを整備せよ
第5章 パンデミックの予行演習、エボラ出血熱を振り返る
第6章 数奇なる運命、アビガンの素顔

世界の多くの国にとって、新興・再興感染症対策は国防の要である。それは危険な感染症から国民を守るという意味だけでなく、生物兵器によるテロへの備え、ワクチンや新薬の開発とそれを用いた外交、諜報や情報防衛も含む。 翻って日本は、国防の観点からの感染症対策は明らかに後れをとっている。新型コロナウイルスのパンデミックにより、WHOの権威が失墜し、各国の安全保障体制におけるバイオセキュリティの位置づけの変化が浮き彫りになっている。世界は、なぜ新型コロナウイルスを封じ込められなかったのか。米・中など各国の事情は。そして日本に足りないものとは――。
ドイツ在住、WHOでアウトブレイクサーベイランスやパンデミック対策に従事した経験も持つ医師・ジャーナリストの著者が、新型ウイルスとの闘いを国防・外交の観点から捉え直し伝える。

出典:光文社公式サイト

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