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『残夢三昧 内田百間集成16』(ちくま文庫)

『残夢三昧 内田百間集成16』内田百間(内田百閒)(ちくま文庫)(全24巻)

2004年
263頁




目次(収録作品)

炎煙鈔
予行
沖の稲妻
火の用心
近火
蒸気喞筒
町の野火
煙塵
巨松の炎
雷〔ほか〕

『「ほう、ほうと云って、人がかける時には火事は遠い」と祖母が云った。ほうと云う名前の鳥が火事場に飛んで来て、火をくわえて行くから、その鳥を追い払う為に、ほう、ほうと云って走るのだそうである。』(「炎煙抄」より)夢や無気味なもの、怖い雷や空襲、怖いけれど好きな火事…夢とうつつの境を往還する奇妙な味の随筆集。

出典:筑摩書房公式サイト

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