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『犬が来る病院』大塚敦子(角川文庫)

『犬が来る病院―命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと』大塚敦子、装画:酒井駒子(角川文庫)

2019年
208頁




目次(収録作品)

第1章 子どもたちの生きる力を引き出す
第2章 出会い
第3章 闘いの日々
第4章 別れ
第5章 最後まで豊かな時間を
第6章 病を生きるということ
第7章 それぞれのその後
小児がん治療とトータル・ケア 細谷亮太(聖路加国際病院 顧問)

聖路加国際病院は、日本で初めて小児病棟にセラピー犬の訪問を受け入れた医療機関です。本書は、著者がそこにおよそ3年半にわたり取材した中で、出会った四人の忘れがたい子どもたちの生死を通して描いた感動のノンフィクションです。四人のうち二人は生還できましたが、二人は幼くして世を去りました。亡くなった子どもたちは、短い人生の最後の日々をどう生きたのか。また、退院した子どもたちは、小児病棟での日々から自分の人生に、どのような影響を受け今を生きているのか。入院中であっても、子どもたちが豊かな時間を過ごし、困難を乗り越えていけるように、医師や看護師、保育士、心理士、チャプレン(病院等で働く牧師)など数多くのスタッフたちで行われる取り組みについて、四人の子どもたちを通して描いた感動の記録。

出典:KADOKAWA公式サイト


[関連]
『犬が来る病院―命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと』大塚敦子、装画:酒井駒子(2016・KADOKAWA)単行本

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