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『花火・来訪者 他十一篇』永井荷風(岩波文庫)

『花火・来訪者 他十一篇』永井荷風(岩波文庫)

2019年
278頁




目次(収録作品)

花火
曇天
怠倦
銀座界隈
花より雨に
蟲干
初硯

夏すがた
にくまれぐち
あぢさゐ
女中のはなし
来訪者

解説――永井荷風・沈黙の論理 多田蔵人

祭典と騒乱の記憶から奇妙な国の歴史を浮かびあがらせる「花火」、エロスの果てに超現実を垣間見せる「夏すがた」、江戸情調を文章に醇化した戦前の小説、随筆を精選した。「来訪者」は、戦中に執筆、終戦直後、発表の実験小説。贋作問題と凄愴の趣を込めた男女の交情に、「四谷怪談」や夢の世界が虚実相半ばして交響する問題作。(解説=多田蔵人)

本書表紙(カバー)より

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