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『新編 日本の怪談II』ラフカディオ・ハーン(角川ソフィア文庫)

『新編 日本の怪談II』ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)、池田雅之編訳(角川ソフィア文庫)

2019年
384頁




目次(収録作品)

第1章 妖怪たちの棲むところ
(天狗の話/普賢菩薩の伝説/弁天の感応/鮫人の恩返し/食人鬼/女の死体にまたがった男/いつもよくあること/閻魔大王の法廷にて)

第2章 蓬莱幻想
(蓬莱/浦島伝説/倩女の話/天の川叙情/伊藤則資の話/牡丹灯籠)

第3章 愛の伝説―アメリカ時代の「怪談」より
(泉の乙女/鳥妻/最初の音楽家/愛の伝説/天女バカワリ/大鐘の霊/孟沂の話/織女の伝説/顔信卿の帰還)

第4章 さまよえる魂のうた―自伝的作品より
(夢魔の感触/私の守護天使/偶像崇拝/ゴシックの恐怖/星たち/幽霊/永遠の憑きもの/露のひとしずく/草雲雀/夢を喰うもの/玉の物語/餓鬼/夜光るもの/ひまわり―ロバートの思い出に)

死者が自らの供養のために寺で経をあげる「いつもよくあること」、理不尽な離縁を恨んで死んだ妻の亡霊に恐怖する「女の死体にまたがった男」、散文詩の頂点を示す一幅の絵画のような「蓬莱」、円朝の同題の人情噺としても有名な「牡丹燈籠」、人間が異界の女たちの魔性の美しさに幻惑されていく「泉の乙女」「鳥妻」、死をも超越した人間の信と義を描く「顔真卿の帰還」、深刻な幼年期の恐怖体験を綴るハーン文学の原点ともいえる「私の守護天使」――アメリカから日本時代に至るまで、人間の心や魂、自然との共生をめぐる、ハーン一流の美意識と倫理観に彩られた代表的作品三十七篇を精選。詩情豊かな訳で読む新編第二弾。

出典:KADOKAWA公式サイト


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