『向上の道―生きる力 第二編』佐藤義亮(新潮社)15_02
第15章 上下(しょうか)、己れを捧げて働く 2 一切が自分の仕事だ 元来人は、何かの機会に大きな刺戟に逢わぬ限り、「物...
第15章 上下(しょうか)、己れを捧げて働く 2 一切が自分の仕事だ 元来人は、何かの機会に大きな刺戟に逢わぬ限り、「物...
第15章 上下(しょうか)、己れを捧げて働く 1 機械力よりは人間力 東京上野に近い田端駅に、可なり前のことですが、福富...
第14章 取越し苦労に囚われるな 5 身辺様々の取越し苦労 食物(しょくもつ)を前にしていながら、食欲のない病人が気の毒...
第14章 取越し苦労に囚われるな 4 勝つ勝つと思えば勝つ 「某市に住っている百六歳という老翁の許へ、六十一二の男がたずね...
第14章 取越し苦労に囚われるな 3 厭な暗示は撥ね返せ それはひとり胃腸ばかりでなく、肺であれ、心臓であれ、一切の病気...
第14章 取越し苦労に囚われるな 2 食堂の中毒騒ぎ ある会社の食堂で、四十人近い社員が昼食をたべ終って、二三十分ばかり...
第14章 取越し苦労に囚われるな 1 揚子江沿岸の泥水 事変の当初は、暑さがはげしいので、兵士たちは水のないのに、ひどく...
第13章 今日の事は今日為せよ 4 石の下の宝もの こんな話があります。 昔、ドイツ連邦の或る街の大通りに、何者の仕...
第13章 今日の事は今日為せよ 3 大晦日の晩の加増 井伊直孝は、大阪の役に勇名を轟かした猛将で、家康の信任最も厚く、江...
第13章 今日の事は今日為せよ 2 思い立ったが吉日 何か事の起った場合、昂奮などせず、静かに落ちついていると、どうそれ...
第13章 今日の事は今日為せよ 1 花の梅沢旅団の話 今日為すべきことは今日為せよ――明日に延ばしてはならぬ。 これ...
第12章 小事に油断するな 4 一本の活字と一粒の豆 出版物の校正については、前にお話ししたことがある筈ですが、小事をゆ...
第12章 小事に油断するな 3 「二一天作の五」 どんな小さなことにも決して油断をしないという心構えは、ふだんから修練を...
第12章 小事に油断するな 2 最後の一瞬の緊張 「油断」という文字は、仏教の中から出たもので、昔、印度のある王様が、何...
第12章 小事に油断するな 1 吸殻入りの小箱 大倉喜八郎男が、曾て欧州視察に行った時のことでありますが、ロンドンで英国...
第11章 癇癪の虫を封じる 5 退一歩の工夫 この頃の軍艦にはないそうですが、前には、発射して来た敵の水雷をフワリと受け...
第11章 癇癪の虫を封じる 4 腹の虫封じのお呪い 某会社に入っている知人の息子が、先日、平生(ふだん)よく小言ばかりい...
第11章 癇癪の虫を封じる 3 婦人の癇癪 婦人にあっては泣くのが、一種の癇癪であります。婦人は物事が思うようにならない...
第11章 癇癪の虫を封じる 2 癇癪は人を殺す ひどい癇癪は、人の命を絶つことさえあります。 私がまだ郷里にいた十四...
第11章 癇癪の虫を封じる 1 怒って黒星 昨年春場所の大相撲の中で、五日目の金湊と名寄岩の取組みは、どちらもその日まで...