『イエズス会と日本１（大航海時代叢書第２期・６）』（岩波書店）第２期（全25巻）
1981年
656頁
日本イエズス会関係者がローマの本部にあてて認めた書翰の数かず。スペイン、ポルトガルの国王に向けて日本の武力征服の必要を説き、商業行為に精出して利殖を図る宣教師たち。従来のイメージを覆す聖職者の意外な姿。
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『イエズス会と日本２（大航海時代叢書第２期・７）』
1988年
730頁
目次（収録作品）
第１部 書翰
第２部 ヴァレンティン・カルヴァーリョ 弁駁書
（フランシスコ会士パードレ・フレイ・セバスティアン・デ・サン・ペドロによって作成された、日本の皇帝が彼の諸王国からすべてのパードレを追放するに至った諸原因の摘要、と題された論文への弁駁と回答）
当時の国家体制と対立する立場にあったために迫害されたはずの宣教師たちが時の権力に密着し、鉄の規律の教会内部で目に余るような腐敗と内紛が渦巻く――。イエズス会士たちの手になる未刊文書から歴史を再発見する。
当時の日本布教においてもっとも主要な役割を果たしたイエズス会。ローマのイエズス会文書館などに大量に伝存された良質な記録に拠り、従来のキリシタン像とは異なるなまの姿を浮かび上がらせる。
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［関連］
『イエズス会と日本１（大航海時代叢書第２期・６）』オンデマンドペーパーバック版、定価：15,400円（税込）
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大航海時代叢書〈第2期 6〉イエズス会と日本 (1981年)
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