『日本の名随筆』（全100巻、別巻全100巻）（作品社）
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 別巻35 七癖』阿刀田高編（作品社）
1994年1月
256頁
目次（収録作品）
萩原朔太郎 僕の孤独癖について
吉川英治 くせ
上林暁 癖
内田百閒 無恒債者無恒心
永井龍男 からみズム研究
北杜夫 父の癖など
山口瞳 癖
杉森久英 石原莞爾と罵倒癖
遠藤周作 私の会話術
吉行淳之介 ホラ吹き遠藤
向田邦子 スグミル種
石牟礼道子 鬼女ひとりいて
埴谷雄高 潔癖症
中村真一郎 てれ性とそれに関係のあるらしい気持
武田泰淳 ほめるクセ
辰野隆 愛書癖
澁澤龍彦 盗みのエロティシズム
色川武大 本物の奇人 左卜全のこと
田辺聖子 クセのもの
戸板康二 貧乏症の弁
江崎誠致 離婚魔
諸井薫 雀百まで
勝目梓 酒癖
渡辺淳一 フケと遊ぶ
倉田卓次 掃苔の癖
阿川弘之 小言幸兵衛
伊藤桂一 兵隊の習性
山下清 旅行するのはくせだからなおらない
裸の大将放浪紀 昭和三十年十月十九日
関川夏央 貧乏揺すりの日本人
原田宗典 耳障りな口癖
塩田丸男 「そうですね、やっぱり……」
川村晃 わが浪費癖
阿川佐和子 見つけて三癖
戸川幸夫 カラスという鳥 「動物記」より
藤原正彦 数学の論理 世の中の論理（抄）
内海隆一郎 お世話好き
久世光彦 ある秋の一日……
阿刀田高 冷蔵庫から