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『マルコ・ポーロ 東方見聞録』(岩波書店)

『マルコ・ポーロ 東方見聞録』マルコ・ポーロ、月村辰雄・久保田勝一訳(岩波書店)

2012年
314頁
定価:2,640円(税込)




目次(収録作品)

1 プロローグ
2 旅のあらまし
3 小アジアからパミール高原へ
4 カシュガルから北京へ
5 大カーンの宮廷
6 北京から雲南、ビルマへ
7 北京から泉州へ
8 日本とシンの海
9 小インド―東南アジア
10 大インド―インド大陸
11 中インド―アフリカ東岸
12 大トルコ―トルキスタン

『東方見聞録』は13世紀末の成立当初より人気を博し,数多くの写本が作られた.本書は,そのうち原初の形に近いとされる中世フランス語写本(フランス国立図書館蔵,fr.2810)より初めて直接翻訳がなされた『全訳 マルコ・ポーロ 東方見聞録』の待望の普及版である.写本に忠実な翻訳からアジアの驚異に対する当時の王侯貴族の驚きが伝わってくる.

出典:岩波書店公式サイト


[関連]
『全訳 マルコ・ポーロ東方見聞録―『驚異の書』fr.2810写本』(2002・岩波書店)定価:15,400円(税込)
amazon

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