「そめちがへ」森鴎外 2020/6/15 2020/6/15 書評 短篇小説・掌篇小説 ある芸者が以前から想っていた男を呼び出して会うことになる。男はその芸者の後輩の芸者といい仲であったのだが……という筋。 擬古文で書かれていてたいへん読みづらい。古文は主語をあまり示さないのでそこも難しい。 作品としては、評価がわかれるものだろう。読むなら口語訳(現代語訳)で十分。 「そめちがへ」森鴎外(青空文庫)新字旧かな まちこの文机(現代語訳) こちらの記事もどうぞ『現代日本思想大系13 文学の思想』(筑摩書房)『森鴎外全集』(ちくま文庫)「悟浄出世」中島敦『雁』森鴎外(新潮文庫)『大塩平八郎 他三篇』森鴎外(岩波文庫)『教科書が教えない歴史4』(産経新聞ニュースサービス)『源氏と漱石 千夜千冊エディション』松岡正剛(角川ソフィア文庫)