スポンサーリンク

『手塚治虫エッセイ集成 映画・アニメ観てある記』手塚治虫(立東舎文庫)

『手塚治虫エッセイ集成 映画・アニメ観てある記』手塚治虫(立東舎文庫)

2017年
352頁
定価:990円(税込)




目次(収録作品)

◎映画ジャンルあれこれ
観客がいっぱい
ヌーヴェル・ヴァーグ演出の極意
ファンタジー映画への誘い
ミクロ世界と人間の危機「ミクロの決死圏」
無邪気な手法で成功した〝飛ぶ夢〟「フィフィ大空をゆく」
私のコロンボ
ライバル物語
SF映画の魅力
悪魔映画の系譜
ナチの軍服
SF的冒険映画
ビバ!! チャップリン
ウラミツラミの「カプリコン・1」
映画の中の妖精たち
映画の楽しみ
あっけらかん
とにかく傑作「猿の惑星」
誠実な〝愛〟の物語「グレイストーク」
SF映画のルーツ「メトロポリス」
宇宙的ヒューマニズムの謳歌「未知との遭遇」
典型的なハリウッド映画「スーパーマン」
「スーパーマン」のノヴェライゼーション
正統派イギリス・サスペンスの復活「雨の午後の降霊祭」
「COSMOS」第一話をみて
黒澤明さんの国際性
スピルバーグと黒澤明「レイダース」
ディズニー調の人情SF「E.T.」

◎私の好きな映画あれこれ
アメリカ映画 私の好きな作品、男優、女優
私の好きなフランス映画
ヨーロッパ映画ベスト10
世界怪物怪獣映画ベスト10
SF映画ベスト10
外国映画史上ベスト10
日本映画史上ベスト10

◎海外アニメーションあれこれ
ピーターパンを見て……
ファンタジアを見て
ニューヨークのディズニー
ウォルト・ディズニー──マンガ映画の王者──
ディズニープロを訪ねて
ディズニーの血統正しき三番目の息子に、おめでとう
「ファンタジア」にえがかれた過去と未来への讃歌
新ジャンルの先鞭をつけた映画「トロン」
「ロジャー・ラビット」の魅力1
「ロジャー・ラビット」の魅力2
そして今またディズニー
アトムはミッキーの甥っ子みたいなもの
二つのアニメーション ──「夕鶴」と「白鳥の湖」──
「指輪物語」ばんざい
テレビ番組「アンデルセン物語」
瀕死のアニメーション
鉄腕アトム中国へ飛ぶ
中国アニメ界の現状
鳥のアニメーション
「風が吹くとき」
アニメーションの魅力
アニメーションは脱皮の季節
ユーリ・ノルシュテイン

解題 濱田髙志

巨匠が綴った、映画、アニメーションへの限りない憧憬と深い愛。

多忙ななか年間300本以上の映画を観ていたという手塚治虫は、マンガの虫であると同時に映画の虫でもあった。本書は、そんな彼が残した、膨大な映画・アニメ評のなかから、雑誌や新聞、プログラムに掲載された文章を厳選して編んだエッセイ集。
SF映画、ヌーヴェル・ヴァーグ、ディズニーアニメからユーリ・ノルシュテインの作品まで、取り上げられた作品の幅広さには、あらためて驚かされること必至。また、日本映画ベスト10、外国映画ベスト10など、手塚治虫の嗜好が表れたランキングも掲載。映画ガイドとしても貴重な1冊である。

出典:立東舎公式サイト

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange