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『ラス・カサス インディアス史』(岩波書店)

『ラス・カサス インディアス史1(大航海時代叢書第2期・21)』(岩波書店)第2期(全25巻)

1981年
566頁

目次(収録作品)

インディアス史1(長南実・増田義郎訳)

ラス・カサスの主著。第一巻ではポルトガルの西アフリカ航海、スペインによる大西洋諸島の植民、コロンブスの第一回航海の詳細を記述。「発見」された民の人間的資質を浮き彫りにし、先住民を裏切り、かの地を壊滅させていった原因を考察。十六世紀中葉、スペイン人キリスト教徒が書き遺した類まれな世界史記述。

出典:岩波書店公式サイト


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『ラス・カサス インディアス史2(大航海時代叢書第2期・22)』

1983年
525頁

インディアス史2(長南実・増田義郎訳)

入植者に先住民を分配委託するエンコミエンダ制により、インディオたちはスペイン人植民者から虐待、酷使され奴隷以下の扱いを受けつづけた結果、インディアス全体が激しく荒廃していく。エスパニョーラ島では島民収奪が本格化し、スペイン人同士の内紛も激化。そしてコロンブスは大陸部に初めて接触する。

出典:岩波書店公式サイト

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『ラス・カサス インディアス史3(大航海時代叢書第2期・23)』

1987年
730頁

インディアス史3(長南実訳)

カトリック両王宛ての書簡の中で、スペイン人植民者が勝手気ままに先住民を使役し、エスパニョーラ島がすっかり荒廃していることを報告するラス・カサス。島の破壊が進行する中で感覚麻痺に陥った植民者を糾弾する修道士たちの動きを追いながら、本国スペインですすめられた法整備とその問題点を追及する。

出典:岩波書店公式サイト


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『ラス・カサス インディアス史4(大航海時代叢書第2期・24)』

1990年
766頁

インディアス史4(長南実訳)

一五一〇年代のダリエンとパナマ地峡。金亡者となった征服者(コンキスタドーレス)たちの狂態と、その犠牲者である先住民たちの悲惨な運命。政治の支配において、治める者と治められる者はいかなる関係にあるべきか。同一政治体系のなかで異民族同士はどういう関係を結ぶべきなのか。

出典:岩波書店公式サイト


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『ラス・カサス インディアス史5(大航海時代叢書第2期・25)』

1992年
809頁

インディアス史5(長南実訳)

国王の顧問会議が征服戦争を正当化すべく作成した先住民向けの勧降文を猛烈に批判するラス・カサス。平和的な布教を可能にする空間を確保すべく一身を投じるラス・カサスのねばり強い運動と、それが挫折してゆくプロセス。キリスト教社会全体の中に、インディアスのスペイン人とインディオの社会はいかに包摂されるべきか。

出典:岩波書店公式サイト


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