『精選女性随筆集 第1巻 幸田文』幸田文、川上弘美選(文藝春秋)(シリーズ全12巻)
2012年
256頁
目次(収録作品)
第1部 幼いころから、父の死まで
第2部 くさぐさのこと
第3部 週間日記ほか
父・露伴に家事を仕込まれた娘時代からその父を看取るまで、身近な人間観察や、自然の持つ力への畏敬など。随筆の真髄を知る1冊。
出典:文藝春秋BOOKS
『精選女性随筆集 第2巻 森茉莉・吉屋信子』森茉莉・吉屋信子、小池真理子選(文藝春秋)(シリーズ全12巻)
2012年
272頁
森茉莉(幼い日々/好きなもの/三つの嗜好品/エロティシズムと魔と薔薇/最後の晩餐 ほか)
吉屋信子(逞しき童女―岡本かの子と私/純徳院芙蓉清美大姉―林芙美子と私/與謝野晶子/底のぬけた柄杓―尾崎放哉/本郷森川町 ほか)
鴎外のあふれる愛情がはぐくんだ森茉莉の豊饒な想像力の世界。“少女小説家”吉屋信子の観察眼が光る女性文人とのユニークな交遊録。
アマゾン商品説明より
『精選女性随筆集 第3巻 倉橋由美子』小池真理子選(文藝春秋)(シリーズ全12巻)
2012年
236頁
第1部 倉橋由美子の小説作法(性と文学/純小説と通俗小説/インセストについて ほか)
第2部 倉橋由美子の小説批評(『倦怠』について/「綱渡り」と仮面について/青春の始まりと終り―カミュ『異邦人』とカフカ『審判』 ほか)
第3部 倉橋由美子の性と死(田舎暮し/ある破壊的な夢想―性と私/女と鑑賞 ほか)
「倉橋由美子の小説作法」「倉橋由美子の小説批評」「倉橋由美子の性と死」。熱烈な愛読者が選ぶ毒にも薬にもなるエッセイ30数篇。
出典:文藝春秋BOOKS
『精選女性随筆集 第4巻 有吉佐和子・岡本かの子』川上弘美選(文藝春秋)(シリーズ全12巻)
2012年
252頁
有吉佐和子1 二十代の随筆(花のかげ/イヤリングにかけた青春 ほか)
有吉佐和子2 ルポルタージュ(関連地図/女二人のニューギニア(抄) ほか)
岡本かの子1 一平・私・太郎(親の前で祈祷―岡本一平論/岡本一平の逸話 ほか)
岡本かの子2 紀行文など(黙って坐る時/跣足礼讃 ほか)
岡本かの子3 「母の手紙」抄(「滞欧中の書簡」より(昭和五年)/「東京から巴里への書簡」より(昭和七年ー十三年))
ベストセラー作家・有吉佐和子の若き日の随筆と、マイノリティーの視点が光るルポルタージュ、歌人、小説家として生を燃焼した岡本かの子が夫と息子について書いた文章、書簡を中心に編む。
アマゾン商品説明より