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『新版 動的平衡』福岡伸一(小学館新書)

『新版 動的平衡―生命はなぜそこに宿るのか』福岡伸一(小学館新書)

新版2017年
318頁




目次(収録作品)

プロローグ 生命現象とは何か
第1章 脳にかけられた「バイアス」-人はなぜ「錯誤」するか
第2章 汝とは「汝の食べた物」であるー「消化」とは情報の解体
第3章 ダイエットの科学ー分子生物学が示す「太らない食べ方」
第4章 その食品を食べますか?-部分しか見ない者たちの危険
第5章 生命は時計仕掛けか?-ES細胞の不思議
第6章 ヒトと病原体の戦いーイタチごっこは終わらない
第7章 ミトコンドリア・ミステリーー母系だけで継承されるエネルギー産出の源
第8章 生命は分子の「淀み」-シェーンハイマーは何を示唆したか
第9章 動的平衡を可視化するー「ベルクソンの弧」モデルの提起

「生命とは何か」という永遠の命題に迫る!
●年を取ると一年が早く過ぎるのは、「体内時計の遅れ」のため。●見ている「事実」は脳によって「加工済み」。●記憶が存在するのは「細胞と細胞の間」。●人間は考える「管」である。●ガン細胞とES細胞には共通の「問題点」がある…など、さまざまなテーマから、「生命とは何か」という永遠の謎に迫っていく。発表当時、各界から絶賛され、12万部を突破した話題作をついに新書化。最新の知見に基づいて大幅な加筆を行い、さらに画期的な論考を新章として書き下ろし、「命の不思議」の新たな深みに読者を誘う。哲学する分子生物学者・福岡ハカセの生命理論、決定版!

出典:小学館公式サイト



『新版 動的平衡2―生命は自由になれるのか』福岡伸一(小学館新書)

新版2017年
285頁




第1章 「自由であれ」という命令ー遺伝子は生命の楽譜にすぎない
第2章 なぜ、多様性が必要かー「分際」を知ることが長持ちの秘訣
第3章 植物が動物になった日ー動物の必須アミノ酸は何を意味しているか
第4章 時間を止めて何が見えるかー世界のあらゆる要素は繋がり合っている
第5章 バイオテクノロジーの恩人ー大腸菌の驚くべき遺伝子交換能力
第6章 生命は宇宙からやって来たかーパンスペルミア説の根拠
第7章 ヒトフェロモンを探してー異性を惹き付ける物質とその感知器官
第8章 遺伝は本当に遺伝子の仕業か?-エピジェネティックスが開く遺伝学の新時代
第9章 木を見て森を見ずー私たちは錯覚に陥っていないか
第10章 「動的平衡」時間論ー世界は流れゆく

生命の謎に挑む人気シリーズ、新書化第2弾

福岡ハカセ、生命の謎に挑む!
「ヒトとチンパンジーって、遺伝子はほぼ同じだというけれど、なぜ、こんなに違うのか?」
「なぜ植物から動物は生まれたんだろう?」
「バランス良く食べろというけど、好きな物だけ食べてはダメ?」
「昆虫にフェロモンがあるというけど、ヒトにはないの?」
など、多くの人が考えたことがあるような身近な質問から、福岡ハカセの「生命の謎探求の旅」はスタート。
軽妙に綴った文章を読み進めるうちに、いつしか、巧妙な生命のシステムを知ることに!
発表当時、大きな話題を呼んだ衝撃作をついに新書化した本書。新書化にあたっては、最新の研究成果に基づいて、大幅な加筆と修正を実施し、新章も追加。単行本を読んだ方も、未読の方にも、また1作目を読んでいない方にも、楽しんでいただける、サイエンスエッセイの決定版です!

出典:小学館公式サイト

本書は、『動的平衡』(2009・木楽舎)、『動的平衡2』(2011・木楽舎)に修正、加筆し新書化したもの。


『新版 動的平衡3―チャンスは準備された心にのみ降り立つ』福岡伸一(小学館新書)
新版2023年
272頁




動的平衡組織論
水について考える
老化とは何か
科学者は、なぜ捏造するのか
記憶の設計図
遺伝子をつかまえて
「がんと生きる」を考える
動的平衡芸術論
チャンスは準備された心にのみ降り立つ
微生物の狩人
動的平衡からコロナウイルス禍を捉え直す

組織、芸術、すべての謎を生命理論で解く!
「『動的平衡』の生命論と『理想の組織』の共通点とは」
「フェルメールの絵画とストラディヴァリのヴァイオリン、この2つは何を持っているから優れているのか」
「親世代の記憶は子どもの世代に遺伝するのか」
「動物実験段階で成功した、画期的ながん治療法とは」など、さまざまなトピックから、生命の不思議にいざなうベストセラーの第三弾を新書化。
さらに、新型コロナウイルスにどう向き合うべきかについて述べた論考を新章として追加しました。組織論や芸術論、アンチエイジングなど、話が縦横無尽に展開する「福岡ハカセの生命理論」をぜひご堪能ください。

生命理論というと難しいものと考えがちですが、福岡先生の生命論は違います。ときには、がんと闘ったジャーナリストの話から始まり、またあるときは、「騙し絵」で有名なエッシャーの絵画から話が展開し、いつの間にか、生命の不思議に話が及びます。
この新書は3冊目になりますが、1冊目、2冊目を読んでいなくても大丈夫。どの巻の、どの章から読んでも福岡ハカセの、生命理論のエッセンスに触れることができます。
理科が苦手という方にこそ、読んでいただきたい生命論の傑作です。

出典:小学館公式サイト


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『動的平衡―生命はなぜそこに宿るのか』福岡伸一(2009・木楽舎)定価:1,676円(税込)
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