2018年
478頁
目次(収録作品)
第一章 異例づくしの記者会見
第二章 疑義浮上
第三章 衝撃の撤回呼びかけ
第四章 STAP研究の原点
第五章 不正認定
第六章 小保方氏の反撃
第七章 不正確定
第八章 存在を揺るがす解析
第九章 ついに論文撤回
第十章 軽視された過去の指摘
第十一章 笹井氏の死とCDB「解体」
第十二章 STAP細胞はなかった
最終章 事件が残したもの
あとがき/文庫あとがき/年表
解説・緑慎也
iPS細胞を超える夢の万能細胞として、華々しく発表されたSTAP細胞。
そのニュースに日本中が熱狂したのも束の間、論文には次々と疑義が浮上する。
一流科学者が揃いながら、なぜ捏造が起きたのか。そしてSTAP細胞の正体とは。
独自取材を重ねた記者が掴んだ全貌。大幅増補で真相に迫る完全版。
第46回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。出典:文藝春秋BOOKS