『守城の人―明治人柴五郎大将の生涯』村上兵衛(光人社NF文庫)
新装版2013年
774頁
目次(収録作品)
第1部(会津武士の子/鳥羽伏見の戦い ほか)
第2部(斗南の飢寒地獄/青森県給仕に出世 ほか)
第3部(父との別れ/渡清・福州に向かう ほか)
第4部(「義和団」の地鳴り/北京篭城計画 ほか)
第5部(日露開戦/南山から奉天戦へ ほか)
その生涯に二度「敗戦」の悲哀を味わった風雲児柴五郎―十歳のとき会津落城を、そして八十八歳のとき陸軍の最長老として大日本帝国の敗北を…。政治小説「佳人の奇遇」で文名を謳われた柴四朗を兄に持ち、北京篭城戦でその名を世界にとどろかせ、賊軍の出ながら大将にまで昇りつめた波瀾万丈の足跡を辿る。
出典:潮書房光人新社公式サイト