『両手いっぱいの言葉―413のアフォリズム』寺山修司(新潮文庫)
1997年
277頁
目次(収録作品)
愛/美/暴力/文明/地球/演劇/ふるさと/現実/疑問符/変身/飛翔/家/怒り〔ほか〕
「一字に影があるように、一行にも影がある。」――言葉と発想の錬金術師・寺山修司ならでは、諧謔と毒との合金のような、文字どおり寸鉄の章句たち。愛と暴力、快楽と死、賭博と夢、もちろん男と女。つごう52のキィワードの下、広く著作群のなかから集められ、あの鬼才のエッセンスがそのまま凝縮された413言をこの一冊に。さあ、町へ出ようッ。“寺山修司”をポケットに入れて……。
出典:新潮社公式サイト