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『長崎海軍伝習所』藤井哲博(中公新書)

『長崎海軍伝習所―十九世紀東西文化の接点』藤井哲博(中公新書)

1991年
188頁




目次(収録作品)

海軍伝習所設立にいたるまで
日本人伝習生の構成とその顔触れ
オランダ教師団の構成と科目分担およびその内容・程度
長崎海軍伝習所の日々
咸臨丸の遠洋航海
19世紀のネイバル・ルネッサンス
幕府海軍のその後
明治の科学技術近代化の核となったオランダ海軍伝習

19世紀、日本の西欧文明受容は、幕末長崎での海軍・造機・医学の伝習で頂点に達する。長崎奉行・水野忠徳の海軍創設構想の下、長崎に参集した幕府、佐賀藩および諸藩の伝習生たちは、オランダ教師団との文化ギャップをいかに乗り越え、咸臨丸の遠洋航海に槽ぎつけたか。本書は伝習生の構成・顔触れ、伝習期間、伝習教科、伝習所の日々の生活、咸臨丸の遠洋航海等を、西欧のネイバル・ルネッサンスを背景に、つぶさに活写する。

アマゾン商品説明より

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