『『ガロ』に人生を捧げた男―全身編集者の告白』白取千夏雄、 劇画狼編(興陽館)
2021年
272頁
目次(収録作品)
序文
『ガロ』との出会い
『ガロ』編集長
『ガロ』編集部へ
『ガロ』編集道
『ガロ』とバブル
『ガロ』長井会長・山中社長体制へ
『デジタルガロ』の真実
『ガロ』休刊の裏で
『ガロ』社員一斉退職後の苦難
白血病と余命宣告
やまだ紫との別れ
命が消える前に
『ガロ』編集魂
全身編集者
あとがき
編集後記
漫画雑誌『ガロ』休刊の内幕。
漫画家である妻、やまだ紫との愛と別れ、そしてガン闘病。
80年、90年代の出版業界とネット黎明期を生きた編集者の感動の告白。
伝説の雑誌「ガロ」元副編集長が語り下ろした半生記。
『ガロ』創刊編集長・師・長井勝一との出会い、「ガロ」編集としての青春、長井氏の死、「ガロ」休刊の裏側。 青林堂の内紛・編集者一斉退社、青林堂、青林工藝舎への分裂 自身の慢性白血病、最愛の妻、やまだ紫を襲う悲劇、悪性皮膚癌発症、繰り返す転移と度重なる手術という苦難の中、それでも生涯一編集者として生きた理由、死の直前まで「残したかったもの」とは……。『全身編集者』は多数の書評サイトで「すごい本」と大きな話題になり完売、インディーズ出版の歴史を変える。
ついにこの「全身編集者」に巻末に劇画狼による編集後記を追加、一般書としてリリース。出典:興陽館公式サイト