『表現と介入―科学哲学入門』イアン・ハッキング、渡辺博訳(ちくま学芸文庫)
2015年
573頁
目次(収録作品)
第1部 表現すること(科学的実在論とは何か/基礎単位となることと原因となること/実証主義/プラグマティズム/共約不可能性/指示/内在的実在論/真理の代用となるもの)
第2部 介入すること(実験/観察/顕微鏡/思弁、計算、モデル、近似/現象の創造/測定/ベーコン的主題/実験活動と科学的実在論)
電子、電磁場、クォーク―科学が扱うこれらの対象は、直接見ることも触ることもできない。にもかかわらず、それらは「存在する」といえるのか。それとも人間が世界を解釈するためにつくりだした道具立てにすぎないのか。科学によって、人間は真理へと近づくことができるのか?
本書は、実験という営みのなかで操作・介入できる対象は存在するという観点を打ち出し、科学の本質をめぐる論争をまったく新たなステージへと導いた。科学哲学史を総ざらいしつつ、明快な筆致で問題の核心へと迫る。出典:筑摩書房公式サイト
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『表現と介入―ボルヘス的幻想と新ベーコン主義』イアン・ハッキング、渡辺博訳(1986・産業図書)
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