2012年
257頁
目次(収録作品)
序 現代の職業観(きらわれる農業/女の本音/労働者意識/新旧の職業/肩書)
第1章 くらしのたて方(自給社会/交易社会/職業貴賤観の芽生え/海に生きる/山に生きる/旅のにない手)
第2章 職業の起り(村の職業/流浪の民/振売と流し職/身売から出稼へ)
第3章 都会と職業(手職/市と店/職業訓練/古風と新風/町に集る人々)
海の民、山の民、川の民、村の民、町の民。それぞれの職業との関わりとその変遷、またお互いの交流・交易のありようとその移り変わりの実態を、文献渉猟、徹底したフィールド調査、そして刻明な記憶をまじえながら解明していく、生業の民俗学の決定版。差別・被差別の民俗学とも深く結び着いてゆく。
アマゾン商品説明より