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『自動車と私 カール・ベンツ自伝』(草思社文庫)

『自動車と私 カール・ベンツ自伝』カール・ベンツ、藤川芳朗訳(草思社文庫)

2013年
217頁




目次(収録作品)

村の鍛冶屋の炎に照らされて
父と母
幼年時代のカール
夏休みの楽しみ
ギムナジウム時代
「若いころはおいらも怖いもの知らずで、途轍もない目標を心に秘め、つぶらな瞳で人生を覗いていたものさ」
遍歴時代
ボーン・シェイカー型自転車に乗って
自分の家と作業場
生涯で最高の大晦日〔ほか〕

19世紀末、カール・ベンツは世界で初めて自動車を実用化した。ディファレンシャル・ギア、ラジエーター、ステアリング装置―現代の自動車に必要なこれらの技術はすべて彼の発明によるものである。この時点で自動車の技術は完成し、現代にいたってもなおこれらの技術なしには自動車は動くことができない。ベンツは、多分野におよぶ技術的問題をいかに解決し、かくも完全で魅惑的な自動車を創ることができたのか。その発明の過程を自ら語った歴史的な自伝である。

アマゾン商品説明より

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