
『月の裏側―日本文化への視覚』クロード・レヴィ=ストロース、川田順造訳(中央公論新社)
2014年7月10日初版発行
161頁
目次(収録作品)
序文 川田順造
世界における日本文化の位置
月の隠れた面
因幡の白兎
シナ海のヘロドトス
仙厓 世界を甘受する芸術
異様を手なずける
アメノウズメの淫らな踊り
知られざる東京
川田順造との対話
親日家として知られた著者は、五度にわたって日本を訪れています。本書では1979年から2001年の間に日本について書かれた文章を集めました。それらのほとんどは、今回初めて日本語に翻訳・紹介されるものです。
巻末には日本滞在中の著者を撮影した写真も収録しています。原書は2011年にフランスで刊行されて話題を呼び、多くの国々でも翻訳されました。訳者は直接レヴィ=ストロースに教えを受け、『悲しき熱帯』(中公クラシックス)の名訳でも知られる川田順造氏。小社が満を持して送り出す日本語版です。アマゾン商品説明より
著者は、フランスの文化人類学者。(1908-2009)
本書は、日本について論じた講演や論説を一書に編集したもの。
訳者による著者の思い違いや過度の一般化が丁寧に注されている。
なかなか興味深い書。考えるヒントにもなる本。
インタビュー「川田順造との対話」は、明記されていないが一部省略がある(元の番組を確認済み)。(その国の)言語の構造が身振りやものの行い方と密接に関係している、と語っている重要な部分が略されている。略すべきでない。
[関連・参考]
「インタビュー クロード・レヴィ=ストロース」[ニコニコ動画]