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『海上の道』柳田国男(岩波文庫)

『海上の道』柳田国男(柳田國男)(岩波文庫)

改版1978年
328頁




目次(収録作品)

まえがき
海上の道
海神宮考
みろくの船
根の国の話
鼠の浄土
宝貝のこと
人とズズダマ
稲の産屋
知りたいと思う事二、三
あとがき

地図
解説(大江健三郎)
索引

遠い昔、日本民族の祖先たちはいかなる経路をたどってこの列島に移り住んだか。彼らは稲作技術を携えて遥か南方から「海上の道」を北上し、沖縄の島づたいに渡来したのだ……。ヤシの実の漂着・宝貝の分布・ネズミの移住など一見小さな事実を手掛りに、最晩年の柳田(1875-1962)が生涯の蓄積を傾けて構想した雄大な仮説。(解説=大江健三郎)

本書表紙(カバー)より


[関連]
『海上の道』柳田国男(2013・角川ソフィア文庫)

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