スポンサーリンク

『法と立法と自由Ⅰ ルールと秩序 ハイエク全集Ⅰ-8』フリードリヒ・ハイエク(春秋社)

『法と立法と自由Ⅰ ルールと秩序 ハイエク全集Ⅰ-8』フリードリヒ・ハイエク、西山千明・矢島鈞次 監修、水吉俊彦訳(春秋社)

新版2007年
272頁
定価:4,400円(税込)




目次(収録作品)

第1部 ルールと秩序
(理性と進化/コスモスとタクシス/諸原理と便宜主義/法概念の変遷/ノモスー自由の法/テシスー立法の法)

ハイエク思想の中心概念をなす、<自生的秩序>を展開した論考。理性による社会の設計を目指すデカルト主義的な合理主義を批判し、時間をかけて培われた経験的進化的な視点を重視する。あるいは威嚇による法の強制を説く法実証主義を批判し、自由社会における法秩序のあり方を提示。

出典:春秋社公式サイト



『法と立法と自由Ⅱ 社会主義の幻想 ハイエク全集Ⅰ-9』フリードリヒ・ハイエク、西山千明・矢島鈞次 監修、篠塚慎吾訳(春秋社)

新版2008年
279頁
定価:4,400円(税込)




第2部 社会正義の幻想
(一般的福祉と特定の目的/正義の探求/「社会的」あるいは分配的正義/市場秩序またはカタラクシー/抽象的ルールの規律と部族社会の情緒)

〈社会正義〉という概念は西洋近代の虚妄である! 個人の自由を侵食し、市場を破壊する「結果の平等」や「分配の正義」を激しく攻撃したポストモダンの社会哲学。立法は火薬よりも危険なものである、との認識のもと、ある特定の社会正義を達成するという単一目的のために立法をつくることの弊害、理論的陥穽を熱く語る。

出典:春秋社公式サイト



『法と立法と自由Ⅲ 自由人の政治的秩序 ハイエク全集Ⅰ-10』フリードリヒ・ハイエク、西山千明・矢島鈞次 監修、渡部茂訳(春秋社)

新版2008年
328頁
定価:4,620円(税込)




第3部 自由人の政治的秩序
(多数派の意見と現代民主主義/民主主義的権力の分割/公共部門と民間部門/政府の政策と市場/民主主義的理想の失敗ー概要/立憲政体のモデル/権力の抑制と政治の退位/人間的価値の三つの源泉)

民主主義の行き詰まりの原因を鋭く分析し、あるべき政府あり方の処方箋を提言するハイエクによる国家論。政府・官僚の肥大化、利権政治の跋扈、立法府の機能不全、規制緩和の必要性などなど、「大きな政府」から「効率的な政府」へという、現代の日本がまさに直面している問題を原理的に考察!

出典:春秋社公式サイト

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange