『上方落語 桂米朝コレクション』シリーズ全8冊(ちくま文庫)
『上方落語 桂米朝コレクション1 四季折々』桂米朝(ちくま文庫)
2002年
319頁
目次(収録作品)
けんげしゃ茶屋
正月丁稚
池田の猪買い
貧乏花見
百年目
愛宕山
千両みかん
蛇含草
まめだ
かけとり
風の神送り
斯界の第一人者で、人間国宝でもある桂米朝演じる上方落語の世界。本人による解説を付し、江戸落語とはひと味もふた味も違う噺を堪能していただく。
第一巻「四季折々」は、今はもう失われてしまった季節感、のどやかさの感じられる落語を集める。出典:筑摩書房公式サイト
『上方落語 桂米朝コレクション2 奇想天外』桂米朝(ちくま文庫)
2002年
349頁
定価:968円(税込)
地獄八景亡者戯
伊勢参宮神乃賑(煮売屋〜七度狐)
天狗裁き
小倉船
骨つり
こぶ弁慶
質屋蔵
皿屋敷
犬の目
人間国宝・桂米朝演じる上方落語の世界。落語の原型は上方にあり。江戸の洒脱な落語とは違う上方の強烈な雰囲気を堪能していただく。
第二巻「奇想天外」は、シュールな落語大全集。突拍子もない発想の、話芸だからこそ描ける世界。出典:筑摩書房公式サイト
『上方落語 桂米朝コレクション3 愛憎模様』桂米朝(ちくま文庫)
2002年
329頁
定価:968円(税込)
たちぎれ線香
崇徳院
三枚起請
持参金
肝つぶし
植木屋娘
菊江仏壇
かわり目
故郷へ錦
茶漬間男
いもりの黒焼
口合小町
人間国宝・桂米朝演じる上方落語の世界。
第三巻は、「愛憎模様」。渦巻く愛蔵、とまらぬ色気。人間というものの濃さ、面白さが炸裂する。けれどもそこは落語、時代に練られて生き残ってきたかろみを兼ね備えたものを、本人による口上を添えて、堪能していただく。出典:筑摩書房公式サイト
『上方落語 桂米朝コレクション4 商売繁盛』桂米朝(ちくま文庫)
2002年
332頁
目次(収録作品)
帯久
つぼ算
道具屋
はてなの茶碗
米揚げ笊
高津の富
商売根問
しまつの極意
牛の丸薬
住吉駕篭
厄払い
人間国宝・桂米朝演じる上方落語の世界。
第四巻は「商売繁盛」。商売の都にふさわしい商人の心意気や、珍商売の数々。落語を通じて上方の経営哲学を知り、ビジネスを学ぼう?という一冊。出典:筑摩書房公式サイト
『上方落語 桂米朝コレクション5 怪異霊験』桂米朝(ちくま文庫)
2003年
302頁
目次(収録作品)
猫の忠信
仔猫
狸の化寺
狸の賽
怪談市川堤
五光
景清
紀州飛脚
夏の医者
べかこ
ぬの字鼠
天狗さし
稲荷俥
足上がり
文化功労者・桂米朝演じる上方落語の世界。
第五巻は、こわいこわい、そして不思議な落語を集める。江戸落語の怪奇物との味わいの違いをご堪能あれ。「猫の忠信」「仔猫」「狸の化寺」「狸の賽」「怪談市川堤」「五光」「景清」「紀州飛脚」「夏の医者」「べかこ」「ぬの字鼠」「天狗さし」「稲荷俥」「足上がり」を収録。出典:筑摩書房公式サイト
『上方落語 桂米朝コレクション6 事件発生』桂米朝(ちくま文庫)
2003年
321頁
定価:968円(税込)
らくだ
宿屋仇
どうらんの幸助
算段の平兵衛
次の御用日
佐々木裁き
百人坊主
ふたなり
阿弥陀池
土橋万歳
ますます円熟する上方落語の第一人者、桂米朝の落語の世界。
第六巻は、「事件発生」。すわ事件発生!日常に波紋がおこったその時こそ、本当の人間の姿が現れるものだ。そこに起きるさまざまな人間模様。出典:筑摩書房公式サイト
『上方落語 桂米朝コレクション7 芸道百般』桂米朝(ちくま文庫)
2003年
304頁
軒づけ
花筏
蔵丁稚
七段目
蛸芝居
動物園
あくびの稽古
くしゃみ講釈
蟇の油
軽業
看板の一
抜け雀
一文笛
不動坊
ますます円熟する上方落語の第一人者、桂米朝の落語の世界。
第七巻は、「芸道百般」。さまざまな芸能、芸事にかかわる落語集。いまや失われてしまった芸の中に、大道華やかなりし日本のいにしえを偲ぶことができる。出典:筑摩書房公式サイト
『上方落語 桂米朝コレクション8 美味礼賛』桂米朝(ちくま文庫)
2003年
316頁
饅頭こわい
鹿政談
田楽喰い
鴻池の犬
鯉舟
京の茶漬
近眼の煮売屋
鍋墨大根
焼き塩
小咄・たけのこ
馬の田楽
ためし酒
寄合酒
ひとり酒盛
禍は下
テレスコ
馬の尾
第八巻は、「美味礼賛」。落語を聞いて「アッ、うまそう!」と思わず口中に唾がたまった経験はありませんか。食べものがテーマ、もしくは食べるシーンが一つの魅力になっている話を集める。最終巻につき、著者ごあいさつあり。
出典:筑摩書房公式サイト