改版2003年
240頁
目次(収録作品)
十六歳の日記
招魂祭一景
伊豆の踊子
青い海 黒い海
春景色
温泉宿
旧制第一高等学校に入学した川端康成(1899-1972)は,1918(大正7)秋,初めて伊豆に旅をして,天城峠を越えて下田へ向かう旅芸人の一行と道連れになった。ほのかな旅情と青春の哀歓を描いた青春文学の傑作「伊豆の踊子」のほか,祖父の死を記録した「十六歳の日記」など,若き川端の感受性がきらめく青春の叙情六篇。
本書表紙(カバー)より
[関連]
『伊豆の踊子』川端康成(改版2003・新潮文庫)
『伊豆の踊子』川端康成(改版1968・角川文庫)