『多文化時代の市民権―マイノリティの権利と自由主義』ウィル・キムリッカ、角田猛之・山崎康仕・石山文彦 監訳(晃洋書房)
1998年
405頁
目次(収録作品)
第1章 序論
第2章 多文化主義の政治
第3章 個人の権利と集団的権利
第4章 自由主義の伝統の再考
第5章 自由と文化
第6章 正義とマイノリティの権利
第7章 マイノリティの発言権の保証
第8章 寛容とその限界
第9章 多文化をつなぐきずな
第10章 結論
自由主義者により従来否定されてきた集団的権利を,マイノリティの多文化市民権として,自らの確固たる自由主義の立場から再構成し正当化.同時に,きわめて広いパースペクティブより多文化に関わる豊富な事例にも言及.多文化主義の第一人者の待望の本邦初訳.
出典:晃洋書房公式サイト