新装版2008年
354頁
目次(収録作品)
1 「祖国」への細い道
2 美しい風景、ふくらむ疑問
3 学習、学習、また学習
4 肉親への想いつのる
5 絶景・金剛山への切ない旅
6 期待と不安の家族訪問
7 主体の国よ、永遠にさらば!
この本を境に北朝鮮楽園幻想は音を立てて崩れていった。
元朝鮮総連幹部が“活動家家族”の一員として“帰国同胞”を訪ねてみたら、そこには思いもよらない硬直した社会が展開されていた。
金日成・正日父子の指導下にある民衆がいかに心貧しく抑圧されているか、自己の体験をもとに民衆自身が万感の思いを込めて描く痛根の紀行。出典:亜紀書房公式サイト