スポンサーリンク

『幕末日本探訪記 江戸と北京』ロバート・フォーチュン(講談社学術文庫)

『幕末日本探訪記 江戸と北京』ロバート・フォーチュン、三宅馨訳(講談社学術文庫)

1997年
364頁




目次(収録作品)

日本上陸―長崎遊覧
貿易港としての評価―横浜見物
江戸から二四マイル―神奈川の宿場風景
オールコック公使の招き―神奈川から江戸へ
大老の暗殺―大君の都
英国公使館の火事―江戸の近郊
染井村の壮観―植物さがし
隅田川界隈―浅草寺参詣
ワード氏の保護箱―江戸から神奈川へ
天然の美―瀬戸内海の風光〔ほか〕

英国生まれの世界的プラントハンターが、植物採集のため幕末の長崎、江戸、北京などを歴訪。団子坂や染井村の植木市など各地で珍しい園芸植物を手に入れるだけでなく、茶店や農家の庭先、宿泊先の寺院で庶民の暮らしぶりを自ら体験。日本の文化や社会を暖かな目で観察する一方、桜田門外の変、英国公使館襲撃事件や生麦事件など生々しい見聞をも記述。幕末日本の実情をつぶさに伝える貴重な探訪記。

出典:講談社BOOK俱楽部

本書は、おそらく『江戸と北京』を改題し文庫化したもの。

[関連]
『江戸と北京―英国園芸学者の極東紀行』ロバート・フォーチュン、三宅馨訳(1969・廣川書店)
amazon  amazon(2000)

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange