『ばっちゃん―子どもたちの居場所。広島のマザー・テレサ』伊集院要・中本忠子(扶桑社)
2017年
214頁
目次(収録作品)
第1章 いろんな“はじまり”(取材のはじまり/はじめての保護観察所 ほか)
第2章 子どもたちが生きている世界(威嚇する子どもたち/子どもの本音 ほか)
第3章 子どもに届く“声”とは(大人嫌い/「善」「悪」の階調(グラデーション) ほか)
対談 なぜ続けてこられたのか?-伊集院要(NHKディレクター)×ばっちゃん(中本忠子さん)
第4章 罪を犯した者の居場所(唯一気にしている数字/「排除する社会」の危険 ほか)
大反響を呼んだNHKスペシャル『ばっちゃん 子どもたちの立ち直る居場所』、待望の書籍化。
行き場のない子どもたちのため、40年にわたって自宅を開放し、毎日無償で手料理を振る舞い続けた「ばっちゃん」こと中本忠子さん(83歳)。ひとはばっちゃんを「広島のマザー・テレサ」と呼ぶ。「大人は信用できない」と口をそろえる子どもたちが、なぜ「ばっちゃんだけは信用できる」のか。365日24時間、子どもたちを受け止め続ける「ばっちゃん」。広島に赴任してから、ばっちゃんを8年間追い続けたNHKディレクターが、子どもたちの置かれた状況、ばっちゃんの子どもたちへの接し方、その言葉や行動をつまびらかに記す。
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