『世界史』(上下)ウィリアム・H・マクニール、 増田義郎・佐々木昭夫訳(中公文庫)
上巻
2008年
457頁
目次(収録作品)
第1部 ユーラシア大文明の誕生とその成立―紀元前五〇〇年まで
(はじまり/文明のひろがり―紀元前一七〇〇年までの第一次の様相/中東のコスモポリタニズム―紀元前一七〇〇-五〇〇年/インド文明の形成―紀元前五〇〇年まで/ギリシャ文明の形成―紀元前五〇〇年まで ほか)
第2部 諸文明間の平衡状態―紀元前五〇〇-後一五〇〇年
(ギリシャ文明の開花―紀元前五〇〇-三三六年/ヘレニズム文明の伸展―紀元前五〇〇-後二〇〇年/アジア―紀元前五〇〇-後二〇〇年/インド文明の繁栄と拡大―一〇〇-六〇〇年/蛮族の侵入と文明世界の反応―二〇〇-六〇〇年 ほか)
世界の各地域を平等な目で眺め、相関関係を分析しながら歴史の歩みを独自の史観で描き出した、定評ある世界史。ユーラシアの文明誕生から紀元一五〇〇年までを彩る四大文明と周縁部。
出典:中央公論新社公式サイト
下巻
2008年
452頁
第3部 西欧の優勢
(地理上の大発見とその世界的影響/ヨーロッパの自己変革―一五〇〇-一六四八年/ヨーロッパの外縁部―ロシアと南北アメリカ一五〇〇-一六四八年/イスラムの領域―それに従属するヒンズー教およびキリスト教の社会一五〇〇-一七〇〇年/東アジアー一五〇〇-一七〇〇年 ほか)
第4部 地球規模でのコスモポリタニズムのはじまり
(産業革命および民主革命による西欧文明の変貌―一七八九ー一九一四年/産業主義と民主主義に対するアジアの反応―一八五〇-一九四五年/アフリカとオセアニア―一八五〇-一九四五年/西欧世界―一九一四ー四五年/一九四五年以後の世界規模の抗争とコスモポリタニズム)
俯瞰的な視座から世界の文明の流れをコンパクトにまとめ、歴史のダイナミズムを描き出した名著。西欧文明の興隆と変貌から、地球規模でのコスモポリタニズムまで。
出典:中央公論新社公式サイト