増補新訂版2020年12月1日初版初刷発行
254頁
定価:1,650円(税込)
目次(収録作品)
はじめに―これまで三島論をなぜまとめなかったか
第1章 三島事件の時代背景
第2章 一九七〇年前後の証言から
第3章 芸術と実生活の問題
第4章 私小説的風土克服という流れの中で再考する
あとがき
付1 不自由への情熱―三島文学の孤独
付2 三島由紀夫の自決と日本の核武装
著者はドイツ文学者、評論家。
本書は、三島由紀夫の思想や死などを論評した内容。
三島自決の直後に書かれた著者の評論「『死』からみた三島文学」が本書に初めて収録されている。
三島および西尾を研究する人は必読。
[関連]
『三島由紀夫の死と私』西尾幹二(2008・PHP研究所)
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『西尾幹二全集 第2巻 悲劇人の姿勢』(国書刊行会)