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『完全版 社会学入門―資本主義と〈近代〉を捉えなおす』稲葉振一郎(NHKブックス)

『完全版 社会学入門―資本主義と〈近代〉を捉えなおす』稲葉振一郎(NHKブックス)

2025年
352頁
定価:1,980円(税込)




目次(収録作品)

はじめに
1 社会学の理論はどのようなものか
 第1講 理論はなぜ必要か──共通理論なき社会学
 第2講 「モデル」とは何か──合理的主体モデルの考察
 第3講 方法論的全体主義というアプローチ
 第4講 社会学は何を対象にするか──「形式」への着目

2 社会学はいかに成立したのか──近代の自己意識の再検討
 第5講 社会学前史(1)──近代社会科学の誕生
 第6講 社会学前史(2)──進化論と比較文明史のインパクト
 第7講 モダニズムの精神──前衛芸術は何を変えたか
 第8講 学問におけるモダニズム
 第9講 デュルケムによる近代の反省──意味の喪失への眼差し
 第10講 ウェーバーとマルクス主義

3 〈多元化する時代〉と社会学
 第11講 危機についての学問
 第12講 20世紀後半以降の理論社会学──パーソンズ・フーコー・構築主義
 最終講 社会学の可能性──格差・差別・ナショナリズム

補講
 補講にあたって
 補講1 意味の全体論――社会学に統一理論は可能か
 補講2 当事者性と社会調査――質的な調査とは何か
 補講3 資本主義という主題――世界の持続可能性を問う

付録 【新版】初学者のための読書案内

[関連]
『社会学入門―〈多元化する時代〉をどう捉えるか』稲葉振一郎(2009・NHKブックス)285頁
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