『木戸幸一日記』(上下)木戸幸一(東京大学出版会)
上巻 1966年・613頁 定価:7,800円(税別)
下巻 1966年・652頁 定価:7,800円(税別)
木戸幸一は昭和5年内大臣秘書官長に就任以来,昭和20年終戦にいたるまで,常に宮中府中にあって政治の枢機に参画した.この間克明に記しつづけた日記は昭和史の基本史料として重要である.岡義武を代表とする木戸日記研究会によって綿密に校訂された日記を上下二巻にわかち,(上)巻は昭和5年から12年まで,(下)巻はつづいて昭和20年までを収める.上巻には解題(岡義武),下巻には人名索引を付す.
毎日出版文化賞受賞出典:東京大学出版会公式サイト
『木戸幸一日記―東京裁判期』木戸幸一(東京大学出版会)
1980年・502頁 定価:7,000円(税別)
敗戦後A級戦犯に指名された木戸幸一の,昭和20年暮れから23年に至る東京裁判期の日記,及び裁判関係記録を収録.戦争遂行及び戦争終結に向けての政界動向,また東京裁判の経過,巣鴨拘置所内の獄中生活が知ることができ,興味深い.
出典:岩波書店公式サイト