『エビデンスからわかる 患者と家族に届く緩和ケア』森田達也・白土明美(医学書院)
2016年
188頁
目次(収録作品)
第1章 症状コントロールの考え方
1 オピオイドの使い方
2 アセトアミノフェンの使い方
3 鎮痛補助薬でわかっていること
4 呼吸困難への対処
5 嘔気と消化管閉塞への対処
6 倦怠感を軽減する方策
第2章 精神的サポート,家族へのサポート
1 QOLって本当は何のこと?
2 希望を支える
3 患者の「負担感」と「迷惑」
4 スピリチュアルケア
第3章 死亡直前期の緩和ケア
1 死亡直前期であることを示す兆候とよい看取り
2 せん妄の時の家族へのケア
3 患者が食べられない時のケア
4 鎮静の時のケア
5 終末期の意思決定とアドバンスケアプランニング
オピオイドを拒否する患者さんには、その理由を尋ねてみる。終末期の患者さんの、つじつまの合わない言葉に付き合う。現実とかけ離れた希望も、否定せず大切にする。そんな1つひとつのケアが、患者さんと家族の大きな助けになる。日常のケアを裏付けるエビデンスから「今、できる緩和ケア」を考える本。
出典:医学書院公式サイト