『おひさまのかけら―「こどもの詩」20年の精選集』川崎洋編(中央公論新社)
2003年2月10日初版発行
296頁
読売新聞の「こどもの詩」に掲載された詩を収めた本。1982年から2001年から227篇を選んである。
「作者は、まだ字の書けない幼児のことばを家族が書きとめたものから、中学三年生まで。」(まえがき)とあるが、幼児・小学生の作品がほとんど。中3と高1の作品がそれぞれ1つある。
下記の『こどもの詩』『あたまわるいけど学校がすき』からも選んでいるのでそれらの本と重複しているものもある。
(この「こどもの詩」欄は、いまもあるが、関西や四国などにはないようだ)
子供らしい視点が興味深く、なかなかおすすめの一書。
([参考]のリンク見れば、詩がどんな感じのものかがわかるだろう)
[関連]
『こどもの詩』川崎洋編(2000・文春新書)
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『あたまわるいけど学校がすき―こどもの詩』川崎洋編(2002・中公新書ラクレ)
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『202人の子どもたち―こどもの詩2004‐2009』長田弘・選(2010・中央公論新社)
『ことばのしっぽ―「こどもの詩」50周年精選集』読売新聞生活部監(2017・中央公論新社)
[参考]
読売新聞の「こどもの詩」の子供と先生のやりとりがクオリティ高すぎて困る
読売新聞を購読しているひとは、会員登録をすればネットから「こどもの詩」がみられるようだ。
読売新聞オンライン