『メディアは死んでいた―検証 北朝鮮拉致報道』阿部雅美(産経新聞出版)
2018年
289頁
目次(収録作品)
第1章 日本海の方で変なことが起きている
第2章 メディアが死んだ日
第3章 産経も共産党も朝日もない
第4章 いつまで“疑惑”なのか
第5章 金正日が私の記事を証明した
第6章 横田家の40年
日本社会は北朝鮮の拉致犯罪になぜ気付かなかったのか。
気付いてからも他人事だったのはなぜか。1980年、北朝鮮による拉致事件をスクープして以来、拉致問題に取り組んできた記者が、40年目の真実を初めて語った!
産経新聞人気連載「私の拉致取材-40年目の検証」待望の書籍化あの日、報道各社は北朝鮮をめぐるトップ級のニュースを報じなかった。産経、日経はベタ記事、朝日、読売、毎日には一行もなく、NHK、民放も無視した。メディアの役割を放棄したのだ……。
どう取材したか、しなかったか、どう報道したか、しなかったか、が正しく記憶されるべきではないだろうか。なぜならば、それらをも含めて拉致事件と考えるからだ。出典:産経新聞出版公式サイト