2004年
283頁
目次(収録作品)
序論 心の哲学のおもな流れ(信原幸弘)
第1章 心的因果と物理主義(美濃正)
第2章 志向性と目的論的機能主義(前田高弘)
第3章 クオリアと意識のハードプロブレム(鈴木貴之)
第4章 フォークサイコロジーと消去主義(金杉武司)
第5章 外在主義と自己知の正当化(大沢秀介)
認知科学や脳科学によって「心の働き」の探求が急速に進展している現在、そうした科学の知見を養分として、哲学の立場から心の本性に迫る「心の哲学」が盛んになってきている。現代哲学の最先端とも言える心の哲学の全貌を初めて紹介する待望の入門書、遂に刊行!心に関する哲学独自の解明に力点を置く狭義の「心の哲学」のなかで、今なお活発な議論の対象となっている基本的なテーマを選び、代表的な立場や論争を整理してわかりやすく論じる。
出典:勁草書房公式サイト
※アマゾンの説明に「コミック」と書かれているが間違い。(情報は記事作成時点)