『ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死』稲泉連(中公文庫)
2007年
346頁
目次(収録作品)
序 伊勢にて
第1章 姉と弟
第2章 伝えられてゆく詩
第3章 バギオ訪問
僕だって、戦争へ行けば忠義をつくすだろう。僕の心臓は強くないし、神経も細い方だから―映画監督を夢見つつ二十三歳で戦死した竹内浩三が残した詩は、戦後に蘇り、人々の胸を打つ。二十五歳の著者が、戦場で死ぬことの意味を見つめ、みずみずしく描いた記録。
第36回(2005年) 大宅壮一ノンフィクション賞受賞。アマゾン商品説明より