『医療短編小説集』W. C. ウィリアムズ、 F.S. フィッツジェラルドほか、石塚久郎訳(平凡社ライブラリー)
2020年
368頁
目次(収録作品)
オールド・ドクター・リヴァーズ(ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ)
千にひとつの症例(サミュエル・ベケット)
センパー・イデム(ジャック・ロンドン)
力ずく(ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ)
人でなし(リチャード・セルツァー)
貧者の看護婦(ジョージ・ギッシング)
アルコール依存症の患者(F.スコット・フィッツジェラルド)
一口の水(T.K.ブラウン三世)
利己主義、あるいは胸中の蛇ー未発表の「心の寓話」より(ナサニエル・ホーソーン)
診断(イーディス・ウォートン)
端から二番目の樹(E・B・ホワイト)
ホイランドの医者たち(アーサー・コナン・ドイル)
ある寓話(リチャード・セルツァー)
家族は風のなか(F・スコット・フィッツジェラルド)
損なわれた医師、医療と暴力、看護、最期、災害など7つの主題別に、生と死、理想と現実の狭間を描く14編を収録。医療と文学を繫ぐ医療人文学の視点から編まれたアンソロジー。
出典:平凡社公式サイト