『蘭印現状読本』石沢豊(新潮社)
昭和16年(1941)2月17日発行
258頁
目次(収録作品)
一、 和蘭のジヤバ進出史觀
序言
東印度會社の設立
和蘭人の奮鬪
東印度會社の對土侯政策
佛蘭西革命以後のジヤバ
和蘭の外領經略と英蘭の關係
一八七二年のアチエ人討伐
二、 日蘭三百年の關係
日蘭印通商の開始
帝國海軍は和蘭に負ふ所が多い
三、 蘭領印度の一般事情
(イ) 概觀
位置
氣候
人口
土着の人種
宗教
言語
教育
藝術
都會施設
交通
灌漑
産物
在留邦人
(ロ) 産業
農業
砂糖
護謨
煙草
茶
珈琲
規那
油椰子樹
牧畜業
林業
水産業
鑛業
鑛業法
工業
(ハ) 貿易
日本品の蘭印進出
第一次日蘭會商
第二次日蘭會商
支那事變の影響
(ニ) 政治
蘭印は和蘭の植民地に非ず
總督の立法權
總督の行政、司法權
立法機關
インドネシア民族運動
行政機關
司法機關
陸・海・空軍
國防方針
(ホ) 高原の避暑地
スカブミ
プンチヤツク
バンドン
トサリその他
四、 蘭印の華僑
華僑の蘭印進出經緯
華僑の出身地別
華僑の社會的地位と思想
五、 蘭印の囘教
囘教の傳來
囘教の社會的意義
メツカ巡禮
斷食
六、 石油問題
石油は世界を支配する
生産額
油田の特徴
製油所
輸出及び販賣方法
七、 蘭人の中立觀念と外人入國問題
動亂渦中の國民觀
傳統的の中立政策
移民法
外國人勤勞條例
八、 歐洲戰亂と蘭印政府の措置
軍事的措置
食料對策
漁業對策
物價及び貿易統制
海運産業對策
國家全權附與法令
九、 蘭印中心の國際關係
各國の投資
各國と蘭印との輸出入關係
各國と蘭印との資源的關係
各國と蘭印との戰略的關係
(※以下、リンク切れ)
GHQ焚書図書開封 第160回 蘭領東印度の地理と東インド会社