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『身体の零度』三浦雅士(講談社選書メチエ)

『身体の零度』三浦雅士(講談社選書メチエ)

1994年
284頁




目次(収録作品)

第1章 亀裂/第2章 加工/第3章 表情/第4章 動作/第5章 軍隊/第6章 体育/第7章 舞踊

纏足(てんそく)やコルセットのような不自然な風習を、なぜ私たちは続けてきたのだろうか。〈私〉をつくりだす源に、何があるのだろうか。謎はみなひとつのところから流れでている――。本書は、東西の豊富な文献を駆使して、泣きかた・笑いかた・行進・舞踊など人間の表情や動作に立ちむかう。そして、身体へのまなざしの変容こそが、近代の起点であることをあざやかに検証する。社会史・思想史のなかに、身体を位置づけた力作。

出典:講談社BOOK俱楽部

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