『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 11 酒』田村隆一編
1983年10月
260頁
赤塚不二夫 紹興酒とお茶割り
内田百閒 おからでシヤムパン
宇野信夫 清正という酒
大岡昇平 斗酒四十年
開高健 地球はグラスのふちを回る
金子兜太 酒の功徳
上林曉 野の酒
北杜夫 出来たてのテキーラを試飲する
草野心平 居酒屋でのエチケット
後藤明生 ウォトカの旅
小林秀雄 酔漢
坂口安吾 ちかごろの酒の話
坂口安吾 酒のあとさき
佐多稲子 酒少々の私のたのしみ
沢木耕太郎 葡萄酒と心意気
高橋和巳 酒と雪と病
武田泰淳 杜甫の酒
田中小実昌 ヨッパライニ作法ナドアルモノカ
田辺聖子 私の酒と肴
田村隆一 越の寒梅
檀一雄 ニゴリザケ濁れる飲みて…
辻嘉一 酒
戸板康二 酒場の少女
中野重治 禁酒記
野坂昭如 わが焼酎時代
野坂昭如 酒歴二十数年の弁
萩原朔太郎 夜の酒場 [巻頭詩]
富士正晴 伊東静雄と酒
堀口大學 詩の味・酒の味
堀口大學 酒
堀口大學 酒の飲みよう
丸谷才一 バーへゆく時間
丸谷才一 ハムレット異聞……
森崎和江 焼酎
安岡章太郎 トラ締まり法
山口瞳 ウイスキー
吉田健一 酒
吉田知子 邪道酒
吉原幸子 ビールをのむ-若き女性たちへのアドバイス
吉原幸子 ヤケ酒・ウカレ酒
吉行淳之介 葡萄酒とみそ汁